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米デュポン、通期業績予想を下方修正 コスト急増見込む

ロイター / 2022年8月3日 8時30分

 8月2日、米化学大手・デュポンは、第2・四半期は製品値上げでインフレ圧力に対応したが、通期では物流、原材料、エネルギーに絡むコストでより大きな打撃を受けるとし、通期業績見通しを下方修正した。写真は同社のロゴ。ジュネーブで2021年4月撮影(2022年 ロイター/Denis Balibouse)

[2日 ロイター] - 米化学大手・デュポンは2日、第2・四半期は製品値上げでインフレ圧力に対応したが、通期では物流、原材料、エネルギーに絡むコストでより大きな打撃を受けるとし、通期業績見通しを下方修正した。

デュポン株は2.7%安で引けた。

ロリ・コッチ最高財務責任者(CFO)は、決算発表後の電話会議で、通期の経費は前回予想の6億ドルから7億ドル程度に膨らみそうだと説明。水処理・浄化技術を提供する部門の経費が、最も増える見込みとした。

同社はまた、為替の影響と6月に売却したバイオマテリアル部門の売り上げが入らないことから、第3・四半期の純売上高と中核営業利益は第2・四半期を若干下回ると予想した。

通期の調整後利益は1株当たり3.27─3.43ドルになると予想。従来予想していた最大3.5ドルから引き下げた。通期の売上高は従来予想の137億ドルから、130億─134億ドルに引き下げた。

第2・四半期の調整後1株利益は0.88ドル。リフィニティブIBESのデータに基づく市場予想の0.75ドルを上回った。

総売上高は7%増の33億2000万ドルで、予想の32億5000万ドルを上回った。

高収益部門の1つであるエレクトロニクス・産業機器事業の売上高は前年同期比16%増加し、水処理・保護事業の売上高は同6%増加しました。

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