印インフォシス、一部社員に一定のオフィス勤務要請＝関係筋

１１月１日、インドＩＴサービス大手インフォシスは、一部の従業員を対象に１カ月に１０日はオフィスで勤務するよう求めた。写真はインフォシスのロゴ。トロントで２０１７年１０月撮影（２０２３年　ロイター/Chris Helgren）

Dhanya Skariachan

[１日 ロイター] - インドＩＴサービス大手インフォシスは、一部の従業員を対象に１カ月に１０日はオフィスで勤務するよう求めた。事情に詳しい関係者が１日明らかにした。

同社は一部の新入社員と中堅社員に対し電子メールで、１１月２０日から適用される方針変更について通知している。

サリル・パレク最高経営責任者（ＣＥＯ）は１０月１２日の決算発表後の電話会議で「わが社の従業員に対して柔軟性を保ちたいとの考えははっきりしている。それでも毎四半期、毎週、会社に戻ってくる従業員が増えており、これは今後も続くと考えている」と述べた。

競合するタタ・コンサルタンシー・サービシズは既に従業員に対し週５日、オフィスで勤務することを要請している。

世界中の企業が新型コロナウイルスのパンデミック（世界的大流行）のピーク時に導入したリモートワーク方針について、効率性の改善や協調性の強化などの理由を挙げ、撤回ないし修正している。