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SUBARU、今期営業利益4200億円に上方修正 円安効果や販売改善で

ロイター / 2023年11月2日 14時19分

 SUBARUは2日、2024年3月期の連結業績予想を上方修正した。営業利益は前年比57%増の4200億円となる見通しで、円安や販売増が寄与し、従来の3000億円から1200億円上振れる。写真は会社ロゴ。都内で2019年10月撮影(2023年 ロイター/Soe Zeya Tun)

Maki Shiraki

[東京 2日 ロイター] - SUBARUは2日、2024年3月期の連結業績予想(国際会計基準)を上方修正した。営業利益は前年比57%増の4200億円となる見通しで、従来の3000億円から1200億円上振れる。円安による増益効果や販売構成の改善などが寄与する。

修正後の営業利益は、IBESがまとめたアナリスト18人の予想平均値3731億円を上回る。

今期の前提為替レートは1ドル=140円(前回は128円)、1ユーロ=150円(同138円)へと円安方向に見直した。

営業利益は、前回の予想に対し、為替の影響で1401億円、貴金属市況の下落などの原価抑制で306億円、海外での販売構成改善で107億円の押し上げとなる。

今期の世界販売計画は、おおむね想定通りに進捗しているとして、従来の101万台を据え置いた。

配当予想については、中間・期末で1株当たり38円ずつとするほか、今年7月で創立70周年を迎えたことから記念配当10円を中間・期末それぞれで実施し、年間96円と決めた。

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