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カナダ歳出、来年のインフレに影響へ=中銀総裁

ロイター / 2023年11月2日 14時44分

カナダ銀行(中央銀行)のマックレム総裁は1日、連邦政府と州政府の現在の歳出計画が維持された場合、来年にインフレ率に影響が及び始めるという見解を示した。写真は10月25日、オタワで撮影(2023年 ロイター/Patrick Doyle)

Steve Scherer Ismail Shakil

[オタワ 1日 ロイター] - カナダ銀行(中央銀行)のマックレム総裁は1日、連邦政府と州政府の現在の歳出計画が維持された場合、来年にインフレ率に影響が及び始めるという見解を示した。

上院委員会で証言し、政府が2024年までの歳出計画を実行に移せば、「政府支出がインフレ率を目標の2%に戻す取り組みの妨げになり始める」と述べた。

インフレ率は9月に3.8%となったが、中銀は先週、25年下期まで目標に到達しない可能性があると指摘した。

総裁は「それを予測に織り込んでいる。目標に戻るものの時間がかかる」とし、政府が支出を減らせば「インフレ抑制がより容易になる」と語った。

連邦政府は早ければ来週にも「秋季経済報告」を公表し、最新の経済・財政見通しを示す。多くの場合、この報告には新規歳出計画が含まれる。

フリーランド財務相は住宅問題などへの対策を盛り込むとしており、歳出は拡大しそうだ。

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