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午後3時のドルは150円半ばへ一段安、日銀後の円安反転

ロイター / 2023年11月2日 15時48分

 11月2日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤の水準からドル安/円高の150円半ばで取引されている。写真は米ドル紙幣。昨年7月撮影(2023年 ロイター/Dado Ruvic)

Shinji Kitamura

[東京 2日 ロイター] -

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤の水準からドル安/円高の150円半ばで取引されている。アジア市場でも米金利の低下基調が続き、ドルは一時150円前半までさらに下落。日銀会合後に進んだ円安の半分超が帳消しとなった。

この日のドルは、東京早朝の高値150円後半からじり安で、正午前には150.15円まで下げ幅を広げた。ドルは31日の日銀会合後、149円半ばから151円後半まで2.3円上昇したが、米連邦公開市場委員会(FOMC)後に1.6円反落する大きな値動きとなっている。

FOMC後の下げを主導したのは米金利の低下とドル安だった。米10年債利回りは1日海外の4.93%付近から、きょう午前には2週間ぶり低水準となる4.70%付近まで低下した。

日銀がイールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)を修正した後も「円金利の上昇が限られているため、ドル/円のドライバーは引き続き米金利になる」(外銀アナリスト)ことが、あらためて明らかとなった格好だ。

そのため、市場参加者の関心は日本が休日となる3日に発表される米雇用統計に集中している。最近発表された雇用関連指標は強弱まちまちで、今回は全米自動車労組(UAW)のストライキも集計に影響する見通し。「率直に言って、直前になっても予想が絞りきれない」(国内証券アナリスト)のが実情だという。

専門家の非農業部門雇用者増加数の事前予想は中央値で18万人だが、下は12.5万人から上は28.5万人と、見方は大きく割れている。

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 150.46/150.47 1.0596/1.0599 159.44/159.48

午前9時現在 150.56/150.59 1.0585/1.0589 159.40/159.44

NY午後5時 150.95/150.96 1.0568/1.0572 159.57/159.61

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