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シェル、第3四半期利益はエネ価格低迷で減少、自社株買い拡大

ロイター / 2023年11月2日 18時36分

11月2日、 石油大手シェルが発表した第3・四半期決算は、エネルギー価格の低迷を受けて利益が62億ドルと前年同期比34%減少した。写真は同社のロゴ。バンクーバーで7月撮影(2023年 ロイター/Chris Helgren)

Ron Bousso Shadia Nasralla

[ロンドン 2日 ロイター] - 石油大手シェルが2日発表した第3・四半期決算は、エネルギー価格の低迷を受けて利益が62億ドルと前年同期比34%減少した。

今後3カ月で35億ドルの自社株買いを行うとした。前四半期の27億ドルから拡大する。配当は1株当たり0.331ドルで据え置いた。

同業の英BPとは対照的に、液化天然ガス(LNG)トレーディングの収益が第2・四半期を上回り業績に寄与した。しかし主力であるLNG部門の生産減少が再び重しとなった。

統合ガス事業の生産量は施設のメンテナンスにより、前四半期から9%減少した。一方、上流部門の生産量は3%増の日量175万バレルだった。

調整後利益は62億2000万ドルと、同社提供のアナリスト予想の62億5000万ドルとほぼ一致した。前年同期は94億5000万ドル、第2・四半期は50億ドルだった。

今年のグループ全体の設備投資目標は230億─250億ドルとし、従来の230億─260億ドルから修正した。

レッドバーンのアナリスト、スチュアート・ジョイナー氏は、業績はほぼ予想どおりだったが、自社株買いの拡大と設備投資目標の上限引き下げは若干のプラス材料として受け止められるだろうと語った。

再生可能エネルギー・エネルギーソリューション事業の大半は第3・四半期に赤字となった。

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