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トランプ氏の免責一部容認する最高裁判断、バイデン氏「危険な前例」

ロイター / 2024年7月2日 10時4分

 バイデン米大統領は7月1日、トランプ前大統領の免責特権を一部認める米連邦最高裁の判断を強く批判した。ホワイトハウスで撮影(2024年 ロイター/Elizabeth Frantz)

Andrea Shalal

[ワシントン 1日 ロイター] - バイデン米大統領は1日、トランプ前大統領の免責特権を一部認める米連邦最高裁の判断について、米国民に不利益をもたらす「危険な前例になる」と厳しく批判した。

最高裁は1日、トランプ氏が2020年米大統領選の敗北を覆そうとした罪で起訴されている裁判を巡り、在職中の公的な行為について「免責特権」を認める判断を下した。

バイデン氏は「この国は、米国に王は存在しないという原則の下で建国された。われわれは法の前で平等だ。誰も法の上に立つことはできない。米国の大統領でさえもだ」と指摘。1日の最高裁判断によって、それが根本的に変わったと語った。

バイデン氏が発言するのは、先週のトランプ氏との大統領選候補者討論会以降初めて。

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