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ルノーのEV部門アンペア、量産車にLFP電池搭載する計画

ロイター / 2024年7月2日 10時40分

フランス自動車大手ルノーの電気自動車(EV)部門アンペアは1日、EVの量産計画にリン酸鉄リチウムイオン(LFP)技術を盛り込み、サプライヤーである韓国のLGエナジーソリューションと中国の寧徳時代新能源科技(CATL)と手を組み、欧州でサプライチェーン(供給網)を構築すると発表した。写真は2023年11月、パリで撮影(2024年 ロイター/Gonzalo Fuentes)

[パリ 1日 ロイター] - フランス自動車大手ルノーの電気自動車(EV)部門アンペアは1日、EVの量産計画にリン酸鉄リチウムイオン(LFP)技術を盛り込み、サプライヤーである韓国のLGエナジーソリューションと中国の寧徳時代新能源科技(CATL)と手を組み、欧州でサプライチェーン(供給網)を構築すると発表した。

欧米の自動車メーカーは、安価なEVを提供する中国競合勢との激しい競争の中、あらゆる市場セグメントのニーズを満たすために、化学電池技術の幅を拡大する必要に迫られている。

アンペアは声明で「この決定は、市場の変動と技術の変化に対する効果的で最先端の対応だ」とし、LFP電池は今後数年にわたりルノーとスポーツカー「アルピーヌ」ブランドの複数のモデルに搭載されると付け加えた。

またEVの航続距離を伸ばすためにLGエナジーソリューションと共同で、セルを直接バッテリーに組み込む「セル・トゥー・パック」と呼ばれる電池の開発に取り組むことも約束した。

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