ＣＦＯ交代、空売り投資家のリポートと無関係＝レーザーテック

Shinichi Uchida

［東京　２日　ロイター］ - レーザーテックの広報担当者は２日、最高財務責任者（ＣＦＯ）が交代した１日付人事について、不正会計の疑いなどに言及した空売り投資家、スコーピオン・キャピタルのリポートとは無関係とコメントした。ロイターの取材に答えた。

１日付人事（６月２８日公表）では、新ＣＦＯに横川久・財務経理部長が就任し、三沢祐太朗ＣＦＯは取締役執行役員となった。横川氏は執行役員となり、財務経理部長を兼任する。

今回の人事について、広報担当者は、６月５日に同社株を空売りしているとＸ（旧ツイッター）に投稿したスコーピオンのリポートとは無関係とし、７月１日付で社長が交代する新体制発足に合わせたものと説明。財務経理部長を務めていた横川氏はＣＦＯの適任者だと語った。

レーザーテックは６月５日に不正会計の疑惑について明確に否定する、とのコメントを発表。翌６日にも補足説明を公表している。