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バイデン氏「大統領選撤退」を、民主支持者の約3割=ロイター/イプソス調査

ロイター / 2024年7月3日 6時13分

ロイター/イプソス調査で、6月27日に行われた米大統領選挙の第1回テレビ討論会で民主党のバイデン大統領(81)(右)が精彩を欠いたことを受け、民主党支持者の3人に1人がバイデン氏は再選を目指すべきではないと考えていることが分かった。6月撮影(2024年 ロイター/Brian Snyder)

Jason Lange

[ワシントン 2日 ロイター] - ロイター/イプソス調査で、6月27日に行われた米大統領選挙の第1回テレビ討論会で民主党のバイデン大統領(81)が精彩を欠いたことを受け、民主党支持者の3人に1人がバイデン氏は再選を目指すべきではないと考えていることが分かった。

ただ、大統領選で共和党のトランプ前大統領(78)と対決した場合、バイデン氏よりも優れた民主党候補がいないことも判明。トランプ氏とバイデン氏はともに登録有権者の40%の支持を維持しており、討論会以降もバイデン氏が支持を失っていないことが示された。

調査はオンライン形式で今月2日までの2日間にわたり、1070人の成人を対象に実施。討論会を受け、民主党支持者の約32%がバイデン氏は再選を断念すべきと回答した。

バイデン氏は選挙戦を続けると表明しているが、撤退した場合、代替として氏名が挙がっている候補がトランプ氏と対決しても、バイデン氏と同等かそれ以下の支持しか得られないことも判明した。

バイデン氏に代わる可能性のある候補の中で、トランプ氏をリードできる見通しが示されたのはオバマ元大統領の妻、ミシェル・オバマ氏のみ。トランプ氏を50%対39%でリードした。ただ、ミシェル・オバマ氏は大統領選に出馬するつもりはないと繰り返し述べている。

ハリス副大統領がバイデン氏に代わって候補になった場合、42%対43%でトランプ氏がリード。ただ、1%ポイントの差は世論調査の誤差の範囲内(3.5%ポイント)で、統計的にはハリス氏の支持率はバイデン氏と同等に強い。

民主党のホープで、将来的に大統領選への立候補が予想されているカリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事は39%対42%でトランプ氏に後れを取った。

一部の民主党献金者が有力候補と見なすケンタッキー州のアンディ・べシア知事については、民主党支持者の約70%が名前を聞いたこともないと回答。36%対40%でトランプ氏に後れを取った。

ベシア氏は共和党が圧倒的に優勢なケンタッキー州で知事選に勝利。比較的無名にもかかわらず、トランプ氏との差がわずかにとどまったことは、民主党支持者がいかにトランプ氏に強く反対しているかを物語っている。

ミシガン州のグレッチェン・ウィットマー知事は36%対41%、イリノイ州のプリツカー知事は34%対40%でそれぞれトランプ氏の後塵を拝した。

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