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米30年物住宅ローン金利、2月以来の低水準=フレディマック

ロイター / 2024年8月2日 10時43分

米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)が1日発表したデータによると、30年物固定住宅ローン金利は週平均で6.73%と、2月以来の水準に低下した。写真は2022年6月、カリフォルニア州ロサンゼルスで撮影(2024年 ロイター/Lucy Nicholson)

Makailah Gause

[ニューヨーク 1日 ロイター] - 米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)が1日発表したデータによると、30年物固定住宅ローン金利は週平均で6.73%と、2月以来の水準に低下した。国債利回りがインフレの緩和傾向に反応して低下したことを受けた。

30年物住宅ローン金利は前週の6.78%から低下。前年同期の週平均は6.90%だった。

フレディマックのチーフエコノミスト、サム・ケイター氏は住宅が手頃な価格で手に入らない中で消費者の不安心理が短期的に金利の上昇を阻むだろうと予想。

ただ、住宅価格の伸び鈍化や住宅在庫の増加は住宅購入を考えている消費者にとって前向きな動きだと指摘した。

住宅ローン金利は昨年のピーク時から1ポイント余り低下しているが、住宅ローン申請件数は引き続き低調となっている。

米抵当銀行協会(MBA)のボブ・ブルークスミット最高経営責任者(CEO)は「ローン利用者の多くが住宅ローン金利がさらに低下するのを待っているかもしれない。連邦準備理事会(FRB)が利下げを開始すればそうなる見込みだからだ」と述べた。

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