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原油先物上昇、週間では4週続落へ 需要鈍化懸念で

ロイター / 2024年8月2日 11時22分

 8月2日、原油先物はアジア時間の取引で上昇しているが、週間ベースでは4週続落となる見通し。写真はエジプトのカイロにあるガソリンスタンドで7月撮影(2024 ロイター/Mohamed Abd El Ghany)

Shariq Khan

[2日 ロイター] - 原油先物はアジア時間2日の取引で上昇しているが、週間ベースでは4週続落となる見通し。中東情勢を巡り供給途絶の不安があるものの、世界的に需要の伸びが想定を下回る可能性が強く意識されている。

0020GMT(日本時間午前9時20分)時点で北海ブレント先物は、0.33ドル(0.4%)高の1バレル=79.85ドル。

米WTI先物は0.38ドル(0.5%)高の76.69ドルとなった。

週間ベースでは、北海ブレント先物は1.7%、WTI先物が1.1%それぞれ下落している。4週続落となれば、昨年12月上旬まで続いた7週連続以降で最も長い続落記録となる。

1日発表の米供給管理協会(ISM)製造業景気指数や一連の製造業購買担当者景気指数(PMI)は米国や欧州、アジアで製造業の活動が軟化したことを示した。

とりわけ、中国の製造業PMIを含む低調な経済指標を受け、同国の原油需要を巡る懸念が強まった。

エネルギーコンサルティング会社FGEのアナリストは6月の原油輸入などのデータが予想を下回ったため「市場は引き続き中国の原油需要に警戒感を抱いている」と述べた。

中東情勢については「先週からの動きはイスラエルとハマスの停戦協議を事実上頓挫させ、地域全体が紛争に陥る可能性について切迫感が強まった」と指摘した。

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