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インド自動車販売、7月は大手3社軒並み減少 需要一巡で

ロイター / 2024年8月2日 13時17分

 インドの自動車メーカー大手3社が1日発表した7月の国内自動車販売台数(卸売りベース)は軒並み減少した。マーネーサルにあるマルチ・スズキの工場で昨年9月撮影(2024年 ロイター/Anushree Fadnavis)

[ベンガルール 1日 ロイター] - インドの自動車メーカー大手3社が1日発表した7月の国内自動車販売台数(卸売りベース)は軒並み減少した。昨年からの繰延需要が一段落したことが理由。

減少率は韓国の現代自動車が3.3%で、4月に始まった今会計年度で初の減少となった。タタ・モーターズは6%で、減少は2カ月連続。最大手のマルチ・スズキは9.6%で、2023年12月以降で初めて減少した。

業界データによると、6月は大手3社で販売台数(小売りベース)全体の約3分の2を占めた。マルチ・スズキのシェアは40%。

アナリストは、今年度の自動車販売(小売りベース)は減速すると予想している。昨年度までの数年間は、都市部の顧客によるスポーツタイプ多目的車(SUV)などの新型車や大型車の購入に伴い、販売は好調を維持していた。

ただ、SUVの販売はより裕福な層を対象としているため、小型車よりも堅調に推移すると見込まれている。

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