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24年4―6月期運用収益額は8兆9732億円の黒字=GPIF

ロイター / 2024年8月2日 16時1分

 8月2日、公的年金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が発表した2024年4―6月期の運用損益は、8兆9732億円の黒字だった。写真は、GPIFのロゴ。都内で2018年11月撮影(2024年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 2日 ロイター] - 公的年金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が2日に発表した2024年4―6月期の運用損益は、8兆9732億円の黒字だった。国内外の株式相場が堅調に推移したほか、為替の円安効果も大きかった。

収益率はプラス3.65%だった。自主運用を始めた01年度からの累積収益額は162兆7708億円で、3月末の153兆7976億円から拡大した。運用資産額は254兆7027億円だった。

年金特別会計が管理する資産を含む積立金全体の保有比率内訳は6月末時点で国内債券25.85%、外国債券24.45%、国内株式24.37%、外国株式25.34%だった。

GPIFの宮園雅敬理事長は、4─6月期実績の背景について「日本銀行による金融政策正常化への見方が強まったことや米国連邦準備制度理事会(FRB)の利下げに対する市場参加者の期待が後退したこと等から、国内外の長期金利は上昇(債券価格は低下)した」と説明。

さらに「米国では半導体関連企業の決算が好調となった一方、欧州では政治的混乱もみられ、国内外の主要な株価指数は強弱まちまちな結果となった」と述べた。

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