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任天堂の4―6月期は営業益70%減 スイッチ販売台数は46%減

ロイター / 2024年8月2日 16時19分

 8月2日、任天堂が発表した2024年4─6月期の連結営業利益は前年同期比70.6%減の545億円だった。2021年12月7日、ニューヨークで撮影(2024年 ロイター/Andrew Kelly)

Ritsuko Shimizu

[東京 2日 ロイター] - 任天堂が2日に発表した2024年4─6月期の連結営業利益は前年同期比70.6%減の545億円だった。家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」関連のハードウエア、ソフトウエアの販売数量が減少しているほか、前年同期に好調だった「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」関連の収入なども減少した。

営業利益段階で為替は約65億円のプラス効果となっている。4―6月期の為替実績は1ドル155.93円、1ユーロ167.84円。通期の前提は1ドル140円、1ユーロ155円。

4―6月期のスイッチの販売台数は210万台で、前年同期の391万台から46%減となった。ソフトウエアも3064万本で同41%減と大幅減となった。前年同期は「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の公開や「ゼルダの伝説」の販売などでハード・ソフトともに販売数量は非常に高水準で、今期はその反動が出ている。25年3月通期の連結営業利益4000億円(前期比24.4%減)とする期初計画は据え置いた。スイッチの販売計画も1350万台で変更していない。

IBESがまとめたアナリスト25人のコンセンサス予想平均値は4261億円となっている。

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