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ロシア、ウクライナ戦志願兵の一時金倍増 新兵確保へ

ロイター / 2024年8月2日 16時25分

7月31日、ロシアのプーチン大統領は、ウクライナで戦う志願者への一時金を倍増させた。画像は、ロシア国内で戦術核演習を行う南部軍管区と中央軍管区の車両。7月31日に提供された動画から(2024年 ロイター/Russian Defence Ministry)

[モスクワ 31日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は31日、ウクライナで戦う志願者への一時金を倍増させた。新兵確保を目的とした動きだが、過熱した経済に不均衡をもたらす可能性もある。

軍隊と契約を結ぶ全てのロシア人は、40万ルーブル(4651ドル)の一時金を受け取る。さらに、地方当局に対して、一時金と少なくとも同額を予算から拠出するよう勧告した。

ロシアのいわゆる「特別軍事作戦」に参加する民間人の最低月給は20万4000ルーブルに設定されており、一時金増額により初年度の最低年俸は325万ルーブル(3万7791ドル)となる。

モスクワ市長は今月、ウクライナでの戦闘に参加する市民について、市の予算から出す一時金を190万ルーブル(2万1777ドル)に設定、初年度の年俸を520万ルーブルに引き上げた。

増額により、ウクライナで戦うロシアの契約兵士の最低年俸はロシアの平均賃金の3倍を超え、モスクワ市については5倍を超える。

2022年には軍への動員を避けるために国民が国外に大量流出する事態が起きたが、こうした支払いにより新たな全国的動員が回避できている。一方、賃金の上昇スパイラルを生み出しているとの声もある。

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