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米雇用、7月11.4万人増で予想下回る 失業率4.3%に上昇

ロイター / 2024年8月2日 22時6分

米労働省が2日発表した7月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比11万4000人増となり予想を下回った一方、失業率は4.3%に上昇した。求人を示すサイン、マサチューセッツ州で2022年撮影。(2024年 ロイター/Brian Snyder/File Photo)

Lucia Mutikani

[ワシントン 2日 ロイター] - 米労働省が2日発表した7月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比11万4000人増となり予想を下回った一方、失業率は4.3%に上昇した。労働市場の悪化や景気後退への懸念が高まる可能性がある。

非農業部門雇用者数のエコノミスト予想は17万5000人増(レンジ7万-22万5000人増)だった。6月は20万6000人増から17万9000人増に下方修正された。

統計調査の週にはハリケーン「ベリル」の影響でテキサス州やルイジアナ州で停電があり、これが予想を下回る雇用増につながった可能性がある。

時間当たり平均賃金は前月比0.2%上昇、6月は0.3上昇だった。前年比は3.6%上昇で21年5月以来の低い伸び。6月は3.8%上昇だった。上昇率3.0─3.5%でFRBのインフレ目標2%に一致するとされており、9月の利下げは確実とみられている。

失業率は6月は4.1%で4カ月連続の上昇となった。

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