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中国、新たな炭素排出規制を計画 30年排出量ピーク目指す

ロイター / 2024年8月3日 2時36分

中国国務院(内閣に相当)は2日、2030年までに温室効果ガス排出量をピークにするという目標の達成に向け、新たな炭素排出規制を計画していると発表した。2014年12月撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[北京 2日 ロイター] - 中国国務院(内閣に相当)は2日、2030年までに温室効果ガス排出量をピークにするという目標の達成に向け、新たな炭素排出規制を計画していると発表した。

計画では26─30年の5カ年計画期間に「二重管理」制度を施行する。目標を経済成長と結び付けていた従来の措置を総排出量規制が補い、重点が移行する。

環境保護団体グリーンピースは気候変動目標と経済成長との切り離しに向けた一歩として、今回の動きを歓迎。「中国は30年以降に排出量削減の指針となる厳格な排出上限を初めて設定することになる」(東アジアのグローバル政策アドバイザー)とコメントした。

国務院は声明で、炭素排出を巡る収支計画は中国の地方政府が作成し、収支の仕組みは25年末までに試行されると説明した。

計画では、電力、鉄鋼、金属、建材、石油化学などの産業を重点分野と定め、炭素排出量を算出する仕組みを2025年までに改善することも求めている。

国務院によると、炭素排出枠は国の経済社会発展計画に組み込まれるとしている。

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