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原油先物は続落、OPECプラスの増産見通しなどで

ロイター / 2024年9月2日 10時16分

アジア時間序盤の原油先物は先週末から続落している。米中の需要が低迷する中、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」が10月から増産する見通しであることなどが背景。写真は5月29日、オーストリアのウィーンで撮影(2024年 ロイター/Leonhard Foeger)

Florence Tan

[シンガポール 2日 ロイター] - アジア時間序盤の原油先物は先週末から続落している。米中の需要が低迷する中、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」が10月から増産する見通しであることなどが背景。

日本時間午前9時過ぎ時点で、北海ブレント先物は0.57ドル(0.7%)安の1バレル=76.36ドル。米WTI先物は0.50ドル(0.7%)安の73.05ドル。

先週は北海ブレントが0.3%、WTIが1.7%それぞれ下落した。

複数の関係筋によると、OPECプラスは10月から予定通り日量18万バレルの増産を進める予定だという。

IGのマーケットアナリスト、トニー・シカモア氏は、OPECの増産計画が懸念されていると指摘した。

このほか、政治対立が続くリビアでは一部で生産が再開したが、輸出は停止したままだと、生産関係者が1日に述べた。

中国では31日発表された8月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が49.1に低下し、6カ月ぶりの低水準に沈んだ。景況拡大と縮小の分かれ目となる50を4カ月連続で下回った。

シカモア氏はこれについて「予想を下回ったことで、中国経済が成長目標を達成できないのではないかという懸念が高まっている」と述べた。

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