米アマゾンの改良版アレクサ、他社製AI「クロード」で動作へ=関係筋
ロイター / 2024年9月2日 11時35分
8月30日、米アマゾン・ドット・コムが10月に公表する予定の音声認識サービス「アレクサ」の改良版は、自前の人工知能(AI)モデルではなく、主に米AI企業アンソロピックの生成AIモデル「クロード」で動作する見通しだ。写真はアレクサ。米カリフォルニア州サンディエゴにあるアマゾンの小売店で2021年9月撮影(2024 ロイター/Mike Blake)
Greg Bensinger
[サンフランシスコ 30日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コムが10月に公表する予定の音声認識サービス「アレクサ」の改良版は、自前の人工知能(AI)モデルではなく、主に米AI企業アンソロピックの生成AIモデル「クロード」で動作する見通しだ。5人の関係筋が匿名を条件に明らかにした。
ロイターは6月、アマゾンがアレクサを大幅に刷新して生成AIを導入し、月額5ドルないし10ドルでサービスを始める計画だと報じた。
しかし関係筋の1人によると、アマゾン自前のソフトウエアを搭載した改良版アレクサの初期バージョンは回答に詰まることがあり、問いを認識して回答するのに6―7秒かかる場合もあった。そのためアマゾンは方針を転換。自前のAIモデルよりも性能が良いことから、アンソロピックのクロードを使うことにしたという。
アマゾンはアレクサを通じて商品やサービスの販売を増やす計画だったが、もくろみ通りになっていない。経営幹部はアレクサにとって今年が正念場だと強調している。
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