ウクライナ首都にロのミサイル攻撃、火災や負傷者の情報
ロイター / 2024年9月2日 14時25分
ウクライナ空軍によると、ロシア軍が2日未明、首都キーウを弾道ミサイルで攻撃。キーウ市長は、撃墜したミサイルの残骸で火災や負傷者が出ているもようで救急隊が出動したと述べた。キーウで8月29日撮影(2024年 ロイター/Gleb Garanich)
Pavel Polityuk
[キーウ 2日 ロイター] - ウクライナ当局者らによると、首都キーウ(キエフ)で2日未明にロシア軍によるミサイル攻撃があり、撃墜したミサイルの残骸で少なくとも2人が負傷した。火災が発生したほか、住宅やインフラも損傷した。
キーウの軍当局は、防空部隊が巡航ミサイル10発以上と弾道ミサイル10発近くを破壊したと対話アプリのテレグラムで明らかにした。
ウクライナ全土に空襲警報が発令された。隣国ポーランドは領空の安全確保へ自国軍と北大西洋条約機構(NATO)加盟国軍の航空機を緊急発進させた。
クリチコ・キーウ市長によると、少なくとも2人が負傷。市内各地で車が炎上したほか、大学などがある文教地区のシェフチェンキフスキー地区で火災が発生した。このほか、主要鉄道駅や空港があるソロミャンスキーなど3地区に救急隊が出動した。
ロシアは1週間前に、ウクライナ全土に向け大規模な攻撃を実施。7人が死亡し、各地のエネルギー施設に被害が出た。
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