米当局、ノババックスのコロナJN.1株ワクチンに緊急使用許可
ロイター / 2024年9月2日 13時53分
8月30日、米食品医薬品局(FDA)は米バイオ医薬品会社ノババックスが開発した新型コロナウイルスワクチン改良版の緊急使用許可(EUA)を出した。オミクロン株の変異株「JN.1株」に対応し、12歳以上に使用できる。2020年10月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)
Sriparna Roy
[30日 ロイター] - 米食品医薬品局(FDA)は30日、米バイオ医薬品会社ノババックスが開発した新型コロナウイルスワクチン改良版の緊急使用許可(EUA)を出した。オミクロン株の変異株「JN.1株」に対応し、12歳以上に使用できる。
ジョン・ジェイコブス最高経営責任者(CEO)によると、改良ワクチンはJN.1株から派生した「KP.2.3」や「KP.3」、「KP.3.1.1」、「LB.1」といった株に対しても強い有効性(交差反応性)を示している。
JN.1は今年初めに感染が目立っていた。ただ、米疾病対策センター(CDC)のデータでは、8月31日までの2週間の感染者数の0.2%にとどまったと推計されている。一方、KP.2株の亜系統(KP.2.3株を含む)は推定で3.1%。KP.3.1.1株は現在42.2%を占めて感染拡大が進んでいる。
ノババックスのワクチンはタンパク質をベースにした従来型。モデルナとファイザーのワクチンはメッセンジャーRNA(mRNA)をベースにしている。
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