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午後3時のドルは146円台で売買交錯、米休場で小康

ロイター / 2024年9月2日 15時25分

 9月2日 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の終盤と変わらずの146円前半で取引されている。写真は1ドル紙幣で、2021年11月撮影(2024年 ロイター/Murad Sezer)

Shinji Kitamura

[東京 2日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の終盤と変わらずの146円前半で取引されている。きょうは米国市場が休場で、見送りムードが強かったという。

週明けのドルは午前8時過ぎに146.60円まで一時上昇し、8月21日以来1週間半ぶり高値を更新した。前週末海外市場でドルが上昇した流れを引き継いで買いが先行したが、取引が本格化した後は145円後半まで一時反落するなど、方向感に乏しい展開となった。

「前週末のドル上昇が月末取引の影響だった可能性もあり、買いが一巡したことで伸び悩んだ」(外銀アナリスト)との指摘も聞かれた。

この日は小幅な値動きにとどまったものの、米国で雇用統計を含む重要経済指標の発表が相次ぐ週後半にかけて「ドル/円の変動が大きくなる可能性がある」(FX会社関係者)という。焦点は9月利下げ幅の行方で、金利先物市場が現在3割程度織り込んでいる0.5%の大幅利下げ確率が一段と低下すれば、ドルは150円近辺まで上昇するとの見方もあった。

<投機の円買いは3年半ぶり高水準>

米商品先物取引委員会(CFTC)がまとめたIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組状況(27日までの週)によると、円は3週連続の買い越しで、買い越し幅は3年半ぶりの高水準となった。

一方、みずほ銀行が同データから集計した主要8通貨に対するドルの買い越し幅は、現実味を一段と帯びてきた米利下げ予想を反映し、今年3月以来の低水準となった。短期的にドル売り/円買いが圧力が優勢となっていることが明らかになった。

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 146.11/146.12 1.1055/1.1056 161.53/161.54

午前9時現在 146.40/146.41 1.1044/1.1045 161.69/161.71

NY午後5時 146.16/146.20 1.1047/1.1048 161.50/161.54

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