ＩＡＥＡ事務局長、ゼレンスキー氏と会談へ ザポロジエ原発訪問後

９月２日、ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアが占拠する同国南部のザポロジエ原子力発電所を訪れる国際原子力機関（ＩＡＥＡ）のグロッシ事務局長と首都キーウで会談すると明らかにした。写真中央は３月、ゼレンスキー氏と話すグロッシ氏。ザポロジエで撮影。提供写真（２０２４年　ロイター／Ukrainian Presidential Press Service）

[キーウ ３日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は２日、ロシアが占拠する同国南部のザポロジエ原子力発電所を訪れる国際原子力機関（ＩＡＥＡ）のグロッシ事務局長と首都キーウ（キエフ）で会談すると明らかにした。

グロッシ氏は２日遅く、「われわれの支援を継続し、原発事故防止に貢献するため」ザポロジエ原発に向かっているとＸ（旧ツイッター）に投稿した。

ゼレンスキー氏は同日、オランダのシューフ首相と、同原発からドニエプル川を挟んだ北東に位置するザポロジエを訪れ、西側諸国に対し一段の兵器供与を呼びかけた。

同氏はまた、ウクライナ側がザポロジエ原発を管理する方が安全だが現在の戦況を踏まえると「それができるとは考えていない。可能性があるとしても危険が伴う」と語った。