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韓国製造業PMI、9月は48.3 外需低迷で5カ月ぶりに50割れ

ロイター / 2024年10月2日 11時49分

 10月2日、S&Pグローバルが発表した9月の韓国製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.3となり、8月の51.9から低下した。写真は韓国のソサンにある工場で昨年10月撮影(2024 ロイター/Kim Hong-Ji)

Jihoon Lee

[ソウル 2日 ロイター] - S&Pグローバルが2日発表した9月の韓国製造業購買担当者景気指数(PMI)は48.3となり、8月の51.9から低下した。海外需要の減速を背景に景気拡大・縮小の分かれ目となる50を5カ月ぶりに下回り、2023年6月以来の低水準となった。

5カ月連続で増加していた生産と新規受注は、9月は縮小に転じ、それぞれ11カ月ぶり、15カ月ぶりの大幅減となった。

受注減少の主要因としては内需不振が挙げられているが、新規輸出ビジネスも今年に入って初めて減少した。

国別では、中国、日本、インド、アメリカへの輸出が減少した。

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのエコノミスト、ウサマ・バティ氏は「韓国の製造業は9月に反転した」と指摘した。

韓国経済は第2・四半期に予想外に縮小し、22年第4・四半期依頼の大幅な縮小を記録した。

調査によると、当面の経済活動の指標である受注残は過去5カ月で最も減少し、先行きに対する楽観的な見方は22年12月以来の低水準となった。

雇用者数も過去1年半で最も減少した。9月には、サムスン電子が海外従業員を最大30%削減することを決定し、電池メーカーのSKオンも希望退職プログラムを発表した。

一方、明るい材料としては、投入価格のインフレ率が23年8月以来の水準に鈍化し、生産価格も13カ月ぶりに下落した。

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