オープンＡＩ、66億ドル調達 評価額1570億ドルに

対話型人工知能（ＡＩ）「チャットＧＰＴ」を手がける米新興企業オープンＡＩが最新の資金調達ラウンドで６６億ドルを調達し、評価額は１５７０億ドルに達した。２０２３年２月撮影（２０２４年　ロイター/Dado Ruvic）

Krystal Hu

［２日　ロイター］ - 対話型人工知能（ＡＩ）「チャットＧＰＴ」を手がける米新興企業オープンＡＩが最新の資金調達ラウンドで６６億ドルを調達し、評価額は１５７０億ドルに達した。

米ベンチャーキャピタルのスライブ・キャピタルやマイクロソフト、エヌビディアのほか、ソフトバンク、アルティメーター・キャピタル、フィデリティ、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）アブダビの投資会社ＭＧＸなどが出資した。

関係筋によると、スライブ・キャピタルは、オープンＡＩが収益目標を達成した場合、来年さらに１０億ドルを投資する選択肢について交渉した。

関係筋によると、オープンＡＩへの投資を巡り協議していた米アップルは、今回の資金調達ラウンドには参加しなかった。

アップルから現時点でコメントは得られていない。

オープンＡＩは今年、３６億ドルの収入を計上する勢い。この数字に詳しい関係者によれば、来年の収入は１１６億ドルと大幅増加する見通し。