トランプ氏、関税は米国民に「ある程度の痛み」もたらす可能性
ロイター / 2025年2月3日 7時35分
トランプ米大統領は2月2日、メキシコ、カナダ、中国に対する包括的な関税は米国民に「ある程度の痛み」をもたらす可能性があると述べた。1月31日、フロリダ州パームビーチで撮影(2025年 ロイター/Kevin Lamarque)
David Lawder Doina Chiacu Jarrett Renshaw
[ワシントン 2日 ロイター] - トランプ米大統領は2日、メキシコ、カナダ、中国に対する包括的な関税は米国民に「ある程度の痛み」をもたらす可能性があると述べた。
トランプ氏は1日、カナダとメキシコからの輸入品に25%の関税、中国からの輸入品に10%の追加関税を4日から課す大統領令に署名した。関税徴収は米東部時間4日午前0時01分(日本時間午後2時01分)に始まる。
トランプ氏は、関税は不法移民と違法麻薬取引を取り締まるために必要だと主張。交流サイト(SNS)への投稿で「米国の黄金時代となるだろう!痛みはあるだろうか?あるかもしれないし(ないかもしれない!)」と述べた。痛みが具体的に何を意味するのかは明らかにしなかった。
さらに「米国はカナダ、メキシコ、中国(そしてほぼ全ての国!)に対して多額の赤字を抱えており、36兆ドルの負債を抱えている。われわれはもはや『愚かな国』ではいられない」と述べた。
カナダについては、米国の51番目の州になるべきだと主張し、カナダは米国からの「巨額の補助金」がなくなれば持続可能な国ではなくなってしまうと指摘した。
トランプ氏はこれまでも「カナダは51番目の州」と言及し、カナダ側から反発を招いてきた。
カナダのトルドー首相は1日、米国の関税措置に対抗して1550億カナダドル(約1065億米ドル)相当の米国製品に25%の関税を課すと表明した。
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