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加州の共和党集会、トランプ氏とデサンティス氏がアピール合戦

ロイター / 2023年10月2日 9時4分

 9月29日、来年の米大統領選の共和党候補指名獲得を目指すトランプ前大統領とフロリダ州のデサンティス知事(写真)が、「大票田」のカリフォルニア州で開かれた党員集会でアピール合戦を繰り広げた。ロングビーチで撮影(2023年 ロイター/David Swanson)

Tim Reid James Oliphant

[アナハイム(米カリフォルニア州) 29日 ロイター] - 来年の米大統領選の共和党候補指名獲得を目指すトランプ前大統領とフロリダ州のデサンティス知事が、「大票田」のカリフォルニア州で開かれた党員集会でアピール合戦を繰り広げた。

カリフォルニア州はリベラル勢力の強固な地盤で、大統領選の本選では民主党が常に勝利を収めている。ただ共和党候補指名という点では、来年3月5日の党大会に向けて169人の代議員を抱える同州を取り込めるかどうかが各候補にとって重要になる。

共和党が最近、同州の代議員獲得ルールの変更を行ったため、現時点では世論調査で圧倒的にリードしているトランプ氏が有利な情勢。以前は得票数に応じて代議員が割り振られたが、今後は予備選で50%超の票を得た候補者は169人全てを獲得できるからだ。

こうした中でトランプ氏は演説で「あなたたちの助けがあれば、われわれはカリフォルニア州の予備選に勝利できる」と訴えた。

さらに支持率で37ポイントの大差ながら2位につけているデサンティス氏を改めてこき下ろし、「私が激しく叩いたので、彼は飛んでいる途中でけがをした鳥のように失墜しつつある」と語った。

トランプ氏は自身が立ち上げたソーシャルメディアでは、共和党の討論会で存在感を示したニッキー・ヘイリー元国連大使も攻撃。「愚か者は大統領の職務を遂行する才能も気質も持ち合わせていない」と書き込んだ。ただヘイリー氏もX(旧ツイッター)で「その言葉をそっくりお返しする」と反論している。

一方、デサンティス氏は、トランプ氏についてフロリダ州に主な自宅がある点から「私(の州の)住民」と呼び、直接名指ししないなど慎重な言い回しに終始。ただトランプ氏が第2回討論会を欠席したことを改めて批判し、「参加して質問に答え、過去の行動の妥当性を主張すべきだった」と述べた。

またデサンティス氏は、カリフォルニア州のさまざまな規制が米国の生産性向上の妨げになっているとの見解も示した。

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