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FRB、物価情勢停滞なら利上げ適切=ボウマン理事

ロイター / 2023年10月3日 1時14分

米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事は2日、入手されるデータでインフレを巡る進展の停滞、または進展が遅すぎることが示されれば、利上げを実施し、金利を当面は制約的な水準に維持することが適切になるとの考えを示した。(2023年 ロイター)

[2日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事は2日、入手されるデータでインフレを巡る進展の停滞、または進展が遅すぎることが示されれば、利上げを実施し、金利を当面は制約的な水準に維持することが適切になるとの考えを示した。

ボウマン理事は銀行に関する会議で講演原稿で、インフレは依然として高すぎるとし、現時点での金融政策の制約的な度合いを踏まえると、インフレ低下の進展は緩慢になると予想。「入手されるデータで、インフレの進展が停滞したり、インフレ率を適時に2%に低下させる過程が緩慢すぎることが示されれば、今後の連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラル・ファンド(FF)金利の誘導目標の引き上げを支持する」と述べた。

その上で、エネルギー価格の上昇もインフレに対する新たなリスクになると指摘。「エネルギー価格の高騰でここ数カ月に見られた進展の一部が逆行する可能性がある」と警告した。

ボウマン理事はタカ派として知られている。

FRBは9月のFOMCで金利据え置きを決定。同時にタカ派的なスタンスを強め年内の追加利上げを想定し、金融政策は2024年を通して従来の予想より大幅に引き締まった水準にとどまるとの見方を示した。

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