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地中海での難民船沈没事故死「常態化」を懸念=IOM新事務局長

ロイター / 2023年10月3日 1時57分

国際移住機関(IOM)のエイミー・ポープ新事務局長は2日、地中海で難民を乗せた船の沈没による事故死が「常態化」していることに懸念を示し、危機への対処に向けて各国政府と協力すると表明した。写真は10月2日、ジュネーブで記者会見するIOMのエイミー・ポープ新事務局長(2023年 ロイター/Denis Balibouse)

[ジュネーブ 2日 ロイター] - 国際移住機関(IOM)のエイミー・ポープ新事務局長は2日、地中海で難民を乗せた船の沈没による事故死が「常態化」していることに懸念を示し、危機への対処に向けて各国政府と協力すると表明した。

ポープ氏は10月1日、IOMの事務局長に就任した。

イタリアの閣僚と富豪の実業家イーロン・マスク氏は最近、地中海で移民を救済する慈善団体をドイツが支援していることを非難した。地中海は2014年以来、2万2000人が死亡または行方不明になっている世界で最も危険なルートとなっている。ドイツ外務省は自国の政策を擁護した。

ポープ氏はコメントを求められ「私たちの最大の懸念は、地中海での死が常態化し、人間の移動のコストに過ぎないと当然視されることだ」とし、「壊れそうなボートで地中海を渡って命を落とす人々を私たちが本当に止めようとするのであれば、この状況にもっと包括的に取り組む必要がある」と述べ、マスク氏の発言への直接のコメントは避けた。

ポープ氏は初の記者会見で、「移民が実際に経済に貢献するという多くの証拠がある」と述べ、特に人口の高齢化と低出生率に悩む裕福な国々に当てはまると指摘した。

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