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米共和党保守強硬派議員、週内にマッカーシー下院議長の解任動議提出へ

ロイター / 2023年10月3日 7時54分

 10月2日、米下院共和党保守強硬派のマット・ゲーツ議員(写真)は、マッカーシー下院議長の解任動議を今週中に提出する考えを示した。9月30日、米首都ワシントンで撮影(2023年 ロイター/Ken Cedeno)

Richard Cowan Moira Warburton

[ワシントン 2日 ロイター] - 米下院共和党保守強硬派のマット・ゲーツ議員は2日、マッカーシー下院議長の解任動議を今週中に提出する考えを示した。

ゲーツ氏は「下院には議長として非常に有能な働きができる仲間は大勢いる。われわれは信頼を再構築しなければならない」と語り、マッカーシー氏への不信感をあらわにした。

マッカーシー氏に対してゲーツ氏が怒りを膨らませている理由は、政府機関閉鎖の回避に向けたつなぎ予算成立を図るため、マッカーシー氏が対立する民主党の支持を得たことだ。

ゲーツ氏は後任の議長候補や、解任に必要な票数を確保しているかどうかは明らかにしていない。ただ解任に民主党議員全員が賛成した場合、共和党から5人の造反者が出れば、動議が可決される可能性がある。

マッカーシー氏は記者団に「これは国家に混乱をもたらすと思う。私は自分の仕事をこなすことに専念するだけだ」と述べた。

今年1月にマッカーシー氏を下院議長に選出するための採決でもゲーツ氏は何度も反対票を投じ、最終的にマッカーシー氏が各議員に議長解任を求める権利を認める条件で承諾を取り付けた経緯があり、これが今回のゲーツ氏の動きにつながっている。

米国の議会史上、これまでに下院議長が解任された例はない。

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