ウクライナ高官、費用対効果高い兵器求める 対ロシア無人機で
ロイター / 2023年10月3日 8時8分
10月2日、ウクライナ大統領府のポドリャク顧問は、ウクライナに供給されている西側の対空システムを再評価する必要性を指摘し、ロシアが使用しているイラン製無人機「シャヘド」に対抗するには、よりシンプルで安価な兵器の方が費用対効果が高い可能性があるとの見解を示した。写真は「シャヘド」とみられる無人機。キーウで2022年10月撮影(2023年 ロイター/Roman Petushkov)
[2日 ロイター] - ウクライナ大統領府のポドリャク顧問は2日、ウクライナに供給されている西側の対空システムを再評価する必要性を指摘し、ロシアが使用しているイラン製無人機「シャヘド」に対抗するには、よりシンプルで安価な兵器の方が費用対効果が高い可能性があるとの見解を示した。
シャヘドはほぼ日常的にロシアによる攻撃に使用されている。
ポドリャク氏はX(旧ツイッター)への投稿で、米国の「NASAMS」やドイツの「IRIS―T」といった西側のシステムはミサイルの迎撃に使用されているが、シャヘドに使用するには費用対効果が悪く、「同盟国の備蓄減少と長期的な弱体化につながる」と指摘。
「解決策は明白だ。移動式の大口径機関銃に加え、シャヘドに対して有効であることが証明されている、よりシンプルで安価な対空システムが多くある。ゲパルトやバンパイアなどだ」と語った。
ゲパルトはドイツ製の対空戦車。バンパイアは米国製の対無人機システム。
ポドリャク氏はこのような規模縮小により、ロシアの攻撃による影響を最小限に抑え、ウクライナ上空と近隣の北大西洋条約機構(NATO)諸国の長期的な安定を確保できるとした。
この記事に関連するニュース
-
ロシア軍、新型の無人機投入か 防空システムの位置特定に活用
共同通信 / 2024年7月27日 11時41分
-
ゼレンスキー氏、長距離兵器の必要性訴え キーウ無人機攻撃受け
ロイター / 2024年7月22日 8時29分
-
ミサイル迎撃の「劇的瞬間」と祝福の雄叫び...「普段着」のウクライナ兵がMANPADSで敵の攻撃を一蹴する衝撃映像
ニューズウィーク日本版 / 2024年7月16日 20時55分
-
ウクライナ東部ドニプロ、ロシアの空爆で5人死亡 負傷者多数
ロイター / 2024年7月4日 9時43分
-
情報BOX:ウクライナに来月F16到着、戦況は変わるか
ロイター / 2024年6月28日 18時46分
ランキング
-
1K2で邦人男性2人滑落 安否不明、パキスタン
共同通信 / 2024年7月27日 23時38分
-
2イスラエル軍が難民キャンプの学校を空爆、30人死亡「標的は指揮統制センター」…ガザ中部
読売新聞 / 2024年7月27日 20時53分
-
3佐渡金山、世界遺産に登録決定 強制労働主張の韓国同意
共同通信 / 2024年7月27日 14時40分
-
4世界遺産に「北京の中軸線」が選定 天安門事件の舞台「天安門広場」が含まれたことに賛否
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年7月27日 22時11分
-
5トランプ氏「彼女は無礼だ」とハリス氏を批判…会談でネタニヤフ氏に「闘いに尽力する」
読売新聞 / 2024年7月27日 19時26分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)