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NZ企業信頼感、第3四半期やや改善も全般はなお悲観的

ロイター / 2023年10月3日 8時38分

 民間シンクタンク、ニュージーランド経済研究所(NZIER)が10月3日発表した第3・四半期の企業信頼感は前期からやや改善したものの、全般にはなお悲観的にとどまった。2017年7月、オークランドで撮影(2023年 ロイター/Jason Reed)

Lucy Craymer

[ウェリントン 3日 ロイター] - 民間シンクタンク、ニュージーランド経済研究所(NZIER)が3日発表した第3・四半期の企業信頼感は前期からやや改善したものの、全般にはなお悲観的にとどまった。

業況全般が「改善する」と回答した企業から「悪化する」と回答した企業を引いた割合はマイナス52%。前期はマイナス63%だった。

季節調整済みベースではマイナス53%で、前期のマイナス60%から改善した。

設備稼働率は87.3%と前期の87.1%から上昇した。

NZIERは、最も顕著だったのは非熟練者を中心とする労働者不足の大幅な緩和だったと指摘。「こうした展開は、金利上昇が需要を圧迫し始めていることを示唆している」と分析した。

また、労働部門への圧力は緩和しているものの、企業は依然コスト上昇に圧迫されており、第3・四半期に営業費用が増加したとの回答はわずかに減少した。

さらに、近く行われる総選挙の見通しが不透明なことも、新規投資への姿勢がより慎重になる一因となっている。

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