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日経平均は小反発、半導体株高が支え 取引一巡後は小動き

ロイター / 2024年4月2日 15時25分

 4月2日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比35円82銭高の3万9838円91銭と、小幅に反発して取引を終えた。写真は2月、都内で撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)

Hiroko Hamada

[東京 2日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比35円82銭高の3万9838円91銭と、小幅に反発して取引を終えた。前日の米ハイテク株高を好感する形で半導体株の一角が買われ、朝方は堅調に推移した。ただ、買いが一巡すると利益確定売りも出て、後場は前営業日終値を挟んで小動きの展開となった。

日経平均は前営業日比89円高と小幅高でスタート。寄り付き後も上げ幅を拡大し、一時340円超高の4万0151円05銭の高値を付けた。指数寄与度の大きい半導体株などが買われ、指数を押し上げた。一方、買い一服後は上げ幅を縮小し、後場は一時マイナス圏に沈む場面もみられた。

市場では、米ハイテク株高を好感して日本株は底堅いものの、「期初の益出しの売りが続いているとみられ、上がったところでは利益確定売りも出やすい」(丸三証券のエクイティ部長・丸田知宏氏)との指摘があった。

目先の日本株については、「円安が想定以上に続いている点や米経済が底堅いことから、日経平均は一段高となりそうだ」(外資証券・ストラテジスト)との意見も出ている。丸三証券・丸田氏は「企業決算が本格化する5月の大型連休明け、あるいは、仮に為替介入が入って日本株が下押しされた場合などは海外勢を中心とした買いが入るとみられ、上昇基調が強まるのではないか」と話した。

TOPIXは0.25%安の2714.45ポイントで取引を終了。東証プライム市場指数は前営業日比0.25%安の1397.16ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は4兆4002億6600万円だった。新興株式市場は、東証グロース市場250指数が前営業日比2.83%安の713.83ポイントで終了した。東証33業種では、石油・石炭製品、鉱業、保険など12業種が値上がり。海運、ゴム製品、陸運など21業種は値下がりした。

個別では、東京エレクトロン、レーザーテックが堅調で、2銘柄で日経平均を138円ほど押し上げた。一方、アドバンテストは小幅安。指数寄与度の大きいソフトバンクグループは小幅安、ファーストリテイリングは小幅高だった。

前日に、東京ガスと資本業務提携を締結することを決めたと発表したレノバは、8%超高と大幅上昇した。

プライム市場の騰落数は、値上がり286銘柄(17%)に対し、値下がりが1344銘柄(81%)、変わらずが22銘柄(1%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 39838.91 +35.82 39892.59 39,707.87─

40,151.05

TOPIX 2714.45 -6.77 2726.61 2,705.47─2

,742.74

プライム市場指数 1397.16 -3.45 1403.03 1,392.56─1

,411.68

スタンダード市場指数 1258.19 -15.15 1273.09 1,257.10─1

,273.09

グロース市場指数 899.81 -24.58 921.91 899.81─921

.91

グロース250指数 713.83 -20.79 732.42 713.83─732

.42

東証出来高(万株) 173605 東証売買代金(億円 44002.66

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