日経平均は小反発で寄り付く、円高進行が上値抑制

　１２月２日、寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比８円９２銭高の３万８２１６円９５銭と、わずかに反発してスタートした。東京証券取引所で２０１５年８月撮影（２０２４年　ロイター／Yuya Shino）

Mayu Sakoda

［東京　２日　ロイター］ -

寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比８円９２銭高の３万８２１６円９５銭と、わずかに反発してスタートした。足元は前営業日比３０円ほど高い３万８２００円台前半。週末１１月２９日の米国株式市場では主力３株価指数が上昇し、Ｓ＆Ｐ総合５００種とダウ工業株３０種が過去最高値を更新した流れを引き継いだ。ただ、円高進行が意識される中、日本株の上値は重い。

主力株はトヨタ自動車が１％超高。ソニーグループが小幅高、日立製作所が２％超高。半導体関連は東京エレクトロンが約２％上昇ししっかり。指数寄与度の高いファーストリテイリングは３％超安と軟調。ソフトバンクグループは小幅高となっている。