1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

親イラン戦闘員がイラクからシリア入り、政権軍に加勢 イラク組織は否定

ロイター / 2024年12月3日 0時33分

[アンマン/ベイルート 2日 ロイター] - シリアのアサド政権軍と反政府勢力の戦闘を巡り、親イラン武装組織が夜間にイラクからシリアに入り、シリア北部で劣勢に立っている政権軍に加勢した。政権軍幹部が明らかにした。イランはシリア内戦中に、ロシアとともに政権軍を支援した。

イラクの治安関係筋は、1日夜に少なくとも300人の戦闘員が国境検問所を回避してシリアに入国したとしている。

これについて、イラクの民兵組織「人民動員隊(PMU)」の司令官は、傘下にあるいかなるグループもシリアに入国していないと表明。同部隊がイラク国外で活動することはないと述べた。

シリア政権軍幹部は「北部前線にいる政権軍の同志への新たな援軍だ」と述べた。 イラクのシーア派主体の民兵組織、人民動員隊の戦闘員数十人もシリアに入った。神の党旅団(カタイブ・ヒズボラ)やファテミユーンも支援に加わっているという。

イランのアラグチ外相は2日、シリア軍には反政府勢力に対応する能力があるとしながらも、イランが支援する民兵組織に言及した上で「イランは必要なあらゆる支援を提供する」と述べた。

地元住民や救助隊員によると、シリア政府軍とロシア軍の戦闘機が2日、シリア北西部の反政府勢力支配地域への攻撃を強化した。避難所も空爆され、7人が死亡したという。

シリアにはトルコも軍事拠点を設置。イランのアラグチ外相は2日、トルコのフィダン外相と会談し、シリア情勢について協議した。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください