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ジョージア野党指導者を逮捕、EU加盟交渉停止への抗議デモ続く

ロイター / 2024年12月2日 19時17分

旧ソ連構成国ジョージア(グルジア)では1日夜、欧州連合(EU)加盟交渉停止という政府決定に対する抗議行動が4夜連続で行われ、警察は2日、国会前に集結したデモ隊を放水銃と催涙ガスで排除し野党幹部を逮捕した。デモ隊に催涙弾を撃つ治安部隊、2日撮影。(2024年 ロイター/Irakli Gedenidze)

[トビリシ 2日 ロイター] - 旧ソ連構成国ジョージア(グルジア)では1日夜、欧州連合(EU)加盟交渉停止という政府決定に対する抗議行動が4夜連続で行われた。警察は2日、国会前に集結したデモ隊を放水銃と催涙ガスで排除し、野党幹部を逮捕した。

ジョージアでは10月の議会選挙で親ロシアの与党「ジョージアの夢」勝利に親米欧派の大統領や野党が異議を唱え、それを支持するデモが始まった。先週、政府がEU加盟交渉停止を決定したことで、抗議の動きが広がった。

最大野党「変化のための連合」は、指導者の一人であるズラブ・ジャパリゼ氏がデモから立ち去る際に警察に逮捕されたとXに投稿した。

内務省によると、夜間の抗議行動で警官21人が負傷した。デモ開始からの負傷者は113人となった。親ロ派のコバヒゼ首相は、野党が憲法秩序の転覆を狙った「組織的暴力」を働いていると非難した。

親欧米派のズラビシビリ大統領は、逮捕された人々の多くが殴打の結果、頭や顔に怪我を負ったとし、「国全体の反乱だ」と仏メディアに語った。

EU加盟交渉停止決定に対し、外交官や公務員数百人が抗議する公開書簡に署名。少なくとも4人の大使が辞任した。

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