豪経常収支、第4四半期は黒字 新型ウイルスで見通しは不透明

ロイター / 2020年3月3日 11時38分

[シドニー 3日 ロイター] - 豪連邦統計局が3日発表した第4・四半期の経常収支は10億豪ドル(6億5370万米ドル)の黒字となった。堅調なアジアへの資源輸出が寄与した。ただ、黒字幅は下方修正された第3・四半期の65億豪ドル、市場予想の23億豪ドルを下回った。

新型コロナウイルスの感染が急速に拡大する中、貿易や経済への影響が懸念されており、今後の見通しは不透明だ。

第4・四半期は、石炭・鉄鉱石価格の下落が重しとなった。サービス輸出は減少し、2億6100万豪ドルの赤字となった。

最大の貿易相手国である中国を震源とする新型ウイルスの感染拡大で、オーストラリアは大きな影響を受けている。感染予防策として、2月初め以降講じられている中国を対象とした渡航制限措置によって、観光、運輸、ホスピタリティーセクターが打撃を受けているほか、全般的な支出にも影響が波及している。

ロイター調査によると、4日発表される第4・四半期国内総生産(GDP)伸び率は前期比でわずか0.4%にとどまる見込みで、輸出の寄与度は0.1%ポイントとみられている。GDPの前年比伸び率は2%の見通し。

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