日経平均は続伸、米株高や円安基調を好感 高値は利食い売り

ロイター / 2020年6月3日 12時7分

 6月3日、前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比256円13銭高の2万2581円74銭となり、続伸した。写真は2015年12月、東京で撮影(2020年 ロイター/Toru Hanai )

[東京 3日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比256円13銭高の2万2581円74銭となり、続伸した。前日の米国株高や為替の円安基調を好感し、朝方から買いが先行した。一時2万2818円87銭まで上値を伸ばしたが、その後は利益確定売りに押されて上げ幅を縮小した。

日経平均は前営業日比323円40銭高の2万2649円01銭と、上方向にマド空けて始まった。輸出関連株や半導体関連株が堅調に推移し、上げ幅を一時500円近くまで拡大した。

このところの急ピッチの上昇で高値警戒感も台頭しているが、市場からは「ショートポジションが積み上がっている需給状態を踏まえれば、来週のメジャーSQ(特別清算指数)算出までは買い戻しを中心に買いが先行しやすい展開になるのではないか」(みずほ証券・シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏)との見方が聞かれた。

TOPIXは0.60%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆3628億円だった。東証33業種では、非鉄金属、輸送用機器、ゴム製品、ガラス・土石製品などが値上がり率上位に入った。パルプ・紙、食料品、電気・ガスなどは値下がりした。

個別ではファーストリテイリング<9983.T>が上昇。5月の既存店売上高の減少率が縮小したことが注目された。

東証1部の騰落数は、値上がりが887銘柄に対し、値下がりが1197銘柄、変わらずが83銘柄だった。

日経平均は2万2700円付近。寄り付き後に付けたきょうの高値2万2818円87銭からは上げ幅を縮小しているものの、高値圏を維持している。

市場からは「日経平均は急上昇して始まり、高値警戒感が出ている。新興株市場で日経ジャスダック指数、東証マザーズ指数がマイナス圏になっているところを見ても、利益確定売りが優勢のようだ」(国内証券)との声が出ていた。

日経平均は高値圏でもみあい。2万2700円台で推移している。市場関係者によると「高値警戒感から利益確定売りが出やすいが、買い戻しのニーズが強いため、押し目があればショートカバーが入り、結局、目立った押しがなくなる」(国内証券)という。

みずほ証券・シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏は「ショートポジションが積み上がっている需給状態を踏まえれば、来週のメジャーSQ(特別清算指数)算出までは買い戻しを中心に買いが先行しやすい相場展開になるのではないか」とコメントしていた。

寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比323円40銭高の2万2649円01銭となり、続騰してスタート。その後も上値を追う展開となっている。米国株高や円安に振れた為替相場を好感し、輸出関連株をはじめ幅広く買われて始まった。

市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車<7203.T>、ホンダ<7267.T>、キヤノン<7751.T>、ソニー<6758.T>、パナソニック<6752.T>など主力輸出関連株、指数寄与度の大きいファーストリテイリング<9983.T>、ファナック<6954.T>などが買い優勢となっている。

*内容を追加します。

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