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米FRB金融政策部門トップのラウバック氏が死去

ロイター / 2020年9月3日 14時38分

 9月2日、米連邦準備理事会(FRB)で金融政策を担当する事務局トップ、トーマス・ラウバック氏が2日、すい臓がんのため死去した。55歳だった。写真はワシントンで昨年3月撮影(2020年 ロイター/Leah Millis)

[2日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)で金融政策を担当する事務局トップ、トーマス・ラウバック氏が2日、すい臓がんのため死去した。55歳だった。

ラウバック氏は米カンザスシティー地区連銀のほか、欧州中央銀行(ECB)や独連銀(中央銀行)でも調査を担当し、2015年に当時のイエレンFRB議長にFRBの金融政策部門トップに任命された。

ラウバック氏がウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁と共に開発した自然利子率の推計方法は金融政策を巡る議論で参照されることが多い。ラウバック氏はまた、FRBが先週公表した雇用の増加を促すことを目的とする新戦略の策定でスタッフを主導した。

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