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スペインのバンキアとカイシャバンクが合併検討 国内最大手行に

ロイター / 2020年9月4日 8時46分

 スペインの銀行大手バンキアとカイシャバンクは3日遅く、合併を検討していると発表した。写真はマドリードにあるバンキアの支店で2016年3月撮影(2020年 ロイター/Juan Medina)

[マドリード 3日 ロイター] - スペインの銀行大手バンキア とカイシャバンク は3日遅く、合併を検討していると発表した。両行が合併すれば、資産は総額6500億ユーロ(7702億5000万ドル)以上となり、国内で最大手行が誕生する。

2008年に深刻化した金融危機以降、スペインの銀行数は55から12に減少した。しかし新型コロナウイルス危機により、一段の再編圧力が高まっている。

ユーロ圏の低金利環境も重しで、規制当局はコスト削減の一環で各行に統合を迫っている。

スペインのサンタンデール とBBVA は、海外事業を含めればバンキアとカイシャの合併行よりも規模的に大きいが、国内では両行が合併すれば最大手となる。

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