ギリシャの第2四半期ＧＤＰ‐14％、過去25年で最大＝統計局

［アテネ　３日　ロイター］ - ギリシャ国家統計局（ＥＬＳＴＡＴ）が３日に発表した今年第２・四半期の同国国内総生産（ＧＤＰ）は前期比１４％減少し、四半期単位としては少なくとも過去２５年で最大の落ち込みとなった。

新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため、３月に実施されたロックダウン（都市封鎖）の影響で、今年第２、第３・四半期はギリシャ経済が大幅に縮小するとの予想が確認されたかたちだ。

統計によると、経済の主要な原動力である観光部門が、新型コロナ関連の移動規制で最も深刻な打撃を受けた。