トランプ氏、ジョージア州高官に圧力 大統領選結果改ざん要求か

ロイター / 2021年1月4日 8時33分

 1月2日、米大統領選で敗北を認めていないトランプ大統領(写真)は、ジョージア州のラッフェンスパーガー州務長官との電話会談で、同州の選挙結果を覆すのに十分な票を「見つける」よう圧力を掛けた。米メディアが3日公開した電話会談の録音で明らかになった。写真は2020年12月、ホワイトハウスで撮影(2021年 ロイター/Cheriss May)

[3日 ロイター] - 米大統領選で敗北を認めていないトランプ大統領は2日、ジョージア州のラッフェンスパーガー州務長官との電話会談で、同州の選挙結果を覆すのに十分な票を「見つける」よう圧力を掛けた。米メディアが3日公開した電話会談の録音で明らかになった。

トランプ氏は、昨年11月3日の大統領選で大規模な不正があったと主張している。

電話会談について最初に報じた米紙ワシントン・ポストによると、トランプ氏はお世辞や懇願、脅しを交えて、選挙結果を覆すようラッフェンスパーガー氏に要求。

「ジョージア州の住民や米国民は怒っている。再集計したと言うのは何ら悪いことではない。私が望むのは1万1780票を見つけることだ」などと述べ、同州で自身が敗北することは「あり得ない」と主張した。

ラッフェンスパーガー氏はトランプ氏の主張を終始否定し、トランプ氏が公正で正確な選挙に関するソーシャルメディア上で拡散している虚偽の陰謀説を拠り所にしていると同氏に伝えた。

ホワイトハウスはコメントを控えた。ラッフェンスパーガー州務長官の事務所は、現時点でコメント要請に応じていない。

バイデン次期大統領の上級顧問、ボブ・バウアー氏は電話会談の録音について「米国の民主主義に対するトランプ氏の不名誉な攻撃の全容」を捉えていると指摘。「大統領が自身の政党の当局者に圧力を掛け、脅して、合法的に認定された投票数を取り消して結果を改ざんするよう仕向けているという反論の余地のない証拠だ」と語った。

ジョージア州立大学の法律学の教授によると、トランプ氏は選挙違反に関するジョージア州の法律や同様の連邦法に抵触した可能性があるという。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング