丸紅、通期純利益予想を1900億円に上方修正 資源価格が想定上回る
ロイター / 2021年2月3日 12時57分
[東京 3日 ロイター] - 丸紅は3日、2021年3月期の連結純利益(国際会計基準)予想を1500億円から1900億円に上方修正したと発表した。原油や銅などの資源価格が従来想定を上回ったほか、食料事業なども好調に推移している。これに伴い、年間配当予想も1株22円から28円に引き上げた。
IBESがまとめたアナリスト7人のコンセンサス予想では、21年3月期通期の連結純利益の平均値は1654億円で、会社予想はこれを上回った。
古谷孝之・最高財務責任者(CFO)は会見で「新型コロナウイルスの感染拡大、不透明な環境を前提としている」と述べた。同社では、21年度まで新型コロナの影響が残ることを想定しているという。
また、銅や原油価格の見通しについては「実需に基づかない資金も入ってきている」とし、一本調子での上昇は見込んでいないとした。
20年4─12月期の純利益は前年同期比12.4%増の1637億円だった。
同社はミャンマーでティラワ工業団地の運営や電力インフラの案件をいくつか進めている。現在、駐在員や出向者は自宅待機しているという。古谷CFOは「情報収集し、足元のビジネスを継続できるか日々確認していくしかない」と述べた。
*内容を追加しました。
この記事に関連するニュース
-
富士通ゼ、通期純損益70億円の赤字に修正 事業改革費用で特損
ロイター / 2024年10月24日 15時29分
-
バンナムHD、通期営業益見通しを1600億円に上方修正
ロイター / 2024年10月23日 17時6分
-
米GM、第3四半期決算は予想上回る 通期利益見通しを楽観
ロイター / 2024年10月22日 19時39分
-
コーエーテクモHD、上半期の業績予想を修正 売上ダウンも純利益1.5倍 「金融市場を注視して運用した」
ITmedia NEWS / 2024年10月21日 16時5分
-
ディスコ、4―12月期は39%営業増益予想 生成AI向けがけん引
ロイター / 2024年10月17日 17時37分
ランキング
-
1わずか1週間で閉店「りゅう社長」"撤退劇"の真相 「話題作り?」との声もあったが実際は全然違った
東洋経済オンライン / 2024年10月25日 8時30分
-
2「事業撤退→年2000万個」チーズデザート成功の訳 ひとりの社員の熱意が、会社を動かした
東洋経済オンライン / 2024年10月25日 8時40分
-
3「問えるのは欲望がある人間だけなんです」AI開発、シリコンバレーの最前線で今起きていること
文春オンライン / 2024年10月25日 6時0分
-
4「年金だけで生活できない」はウソである…社労士が解説「国が認めている節税テクニック」の知られざる効果
プレジデントオンライン / 2024年10月24日 18時15分
-
5便利な「無料AI翻訳」なぜ仕事で使うとヤバいのか リスクは入力した情報の二次利用だけではない
東洋経済オンライン / 2024年10月25日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください