午前の日経平均は3日続伸、不安心理が後退 一巡後は伸び悩み
ロイター / 2021年2月3日 12時2分
2月3日 午前の東京株式市場で日経平均は前営業日比190円14銭高の2万8552円31銭となり、3日続伸となった。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)
[東京 3日 ロイター] - 3日午前の東京株式市場で、日経平均は前営業日比190円14銭高の2万8552円31銭となり、3日続伸となった。米株高を受けて市場の不安心理が後退。幅広く物色されたものの、買い一巡後は上値の重さが意識され全体的に伸び悩んだ。
2日の米国株式市場は大幅続伸。引け後の決算発表を前にアマゾン・ドット・コムやアルファベットが買われたほか、大規模な新型コロナウイルス経済対策への期待が追い風となった。
直近の懸念材料となっていた米国株式市場の投機に関して、「政治問題化するとの懸念もあったが、収束の方向に向かった格好となり、投資家の間に安心感を生じさせている」(野村証券・投資情報部投資情報二課課長代理の神谷和男氏)との声が聞かれ、買い直しの機運が高まった格好。朝方から主力銘柄を中心に広範囲に買いが入り、日経平均は5営業日ぶりに2万8500円台を回復した。
ただ、買い一巡後は伸び悩み、中盤からは一進一退の展開となった。市場では「2万8500円以上の水準では戻り売りが警戒される。そのため、上値を取るにはもう少し商いの膨らみが必要になりそうだ」(雨宮総研・代表の雨宮京子氏)との指摘もある。
TOPIXは0.85%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆3546億9400万円だった。東証33業種では、空運業、輸送用機器、陸運業などが上昇し、値下がりは電気機器など3業種にとどまっている。
個別では、トヨタ自動車が商いを伴い上値を追ったほか、ソフトバンクグループも高いが、朝方は堅調だった東京エレクトロンは値を消した。
東証1部の騰落数は、値上がりが1543銘柄、値下がりが546銘柄、変わらずが99銘柄だった。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1だから書類選考で落とされる…就活・転職で面接試験にたどり着けない人の残念な共通点
プレジデントオンライン / 2024年8月3日 9時15分
-
2松屋が「200円台」朝定食を値上げ! 代わりに大幅値下げしたメニューとは? 外食チェーンの「朝食」競争に新展開
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年8月3日 6時15分
-
3円安と物価の背後に日銀が利上げを急いだ「もう一つの理由」 住宅ローン金利や為替相場の行方は?
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年8月4日 7時0分
-
4NYダウ急落、アメリカの景気懸念…金融関係者「雇用統計が衝撃的」「パニック状態」
読売新聞 / 2024年8月3日 19時5分
-
5アップルが「折りたたみ」をやらざるをえない理由 海外では折りたたみ時で1センチ未満のスマホも
東洋経済オンライン / 2024年8月4日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください