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2024年パリ五輪、コロナ終息しない場合の対応策も検討=組織委員長

ロイター / 2021年2月3日 14時11分

 2月2日、2024年パリ五輪組織委員長のトニー・エスタンゲ氏(写真)は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)が続いていた場合でも大会を開催する用意はできているとし、主催者側は緊急時対応計画の策定を行っている、と述べた。写真はパリで撮影(2021年 ロイター/Sarah Meyssonnier)

[パリ 2日 ロイター] - 2024年パリ五輪組織委員長のトニー・エスタンゲ氏は2日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)が続いていた場合でも大会を開催する用意はできているとし、主催者側は緊急時対応計画の策定を行っている、と述べた。ロイターとのインタビューに応じた。

エスタンゲ氏は、大会開催にあたって可能な限り予測を立てようとするが、新型コロナ感染拡大とそれに伴う混乱は想定外の事態だった、との認識を示した。

その上で、昨年組織の再編成や新たなコンセプトを練る必要に迫られ、競技会場選定などで新たな条件を適用するなど、予期せぬ出来事への対応力を見ることは興味深かった、と指摘。依然として課題を抱え一部が簡素化されたものではあるにせよ、数カ月のうちに代替案の提案にこぎつけた、とした。

さらに「正式な代替案はないが、リスクとその解決策を見出している。リスクは常に変化するため、最後までそれに対応し続ける」と述べた。

また、状況が現在と変わらない場合でも2024年のパリ五輪を開催する用意はあるかとの質問に対し、エスタンゲ氏は「解決策はある」と答えた。

2020年東京大会が1年延期されたことで、各組織委員会間の情報共有に影響が及ぶとの懸念がある。これに対しエスタンゲ氏は、両委員会は定期的に連絡を取り合っており、新型コロナ危機対応においてパリ委員会は東京委員会から貴重な教訓を得た、と述べた。

「2018年から3年間にわたって、安全対策や輸送などで情報交換を行っている。昨年に東京組織委員会が講じたすべての対策から得るものがあった。実際に東京大会が行われる前から、すでに多くのことを東京から学んでいる」とした。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

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