英1月総合PMI改定値は41.2に低下、ワクチン接種の効果に期待も
ロイター / 2021年2月3日 19時44分
1月の英国の総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は41.2となり、昨年12月の50.4から低下。景気判断の分かれ目となる50も大きく下回った。金融街を望むロンドンのウォータールー橋で1月撮影。(2021年 ロイター/Toby Melville )
[ロンドン 3日 ロイター] - IHSマークイット/CIPSが発表した1月の英国の総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は41.2となり、昨年12月の50.4から低下。景気判断の分かれ目となる50も大きく下回った。
全土で3回目のロックダウン(都市封鎖)が実施されたことが背景にあるが、サービス部門では、新型コロナウイルスワクチン接種の進展を受けて景気回復への期待も強まっている。
同改定値は速報値の40.6からは上方修正されたものの、昨年5月以来の低水準を記録。英経済が今年第1・四半期にマイナス成長となる蓋然性が高まった。
IHSマークイットのエコノミスト、ティム・ムーア氏は「2021年第1・四半期の経済成長は大幅マイナスとなる方向にあるが、企業は、うっ積した需要と行動規制の緩和により年後半に景気は急回復するとの期待感を維持している」と指摘した。
サービス部門PMIは39.5と12月の49.4から低下し、昨年5月以来の低水準となった。
また一部には、欧州連合(EU)離脱の移行期間終了に伴い、EU域内からの注文が減少したと指摘する声もあった。
(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1わずか1週間で閉店「りゅう社長」"撤退劇"の真相 「話題作り?」との声もあったが実際は全然違った
東洋経済オンライン / 2024年10月25日 8時30分
-
2「事業撤退→年2000万個」チーズデザート成功の訳 ひとりの社員の熱意が、会社を動かした
東洋経済オンライン / 2024年10月25日 8時40分
-
3「問えるのは欲望がある人間だけなんです」AI開発、シリコンバレーの最前線で今起きていること
文春オンライン / 2024年10月25日 6時0分
-
4「年金だけで生活できない」はウソである…社労士が解説「国が認めている節税テクニック」の知られざる効果
プレジデントオンライン / 2024年10月24日 18時15分
-
5便利な「無料AI翻訳」なぜ仕事で使うとヤバいのか リスクは入力した情報の二次利用だけではない
東洋経済オンライン / 2024年10月25日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください