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米経済、感染緩和で今年は力強く成長=セントルイス連銀総裁

ロイター / 2021年2月4日 5時17分

米セントルイス地区連銀のブラード総裁は3日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)は今年前半に緩和し、米経済の成長が年内に非常に力強くなるという見通しを示した。ワシントンのFRB本部で2019年3月撮影(2020年 ロイター/Leah Millis)

[ワシントン 3日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は3日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)は今年前半に緩和し、米経済の成長が年内に非常に力強くなるという見通しを示した。

地元のイベント向け講演の草稿で、ワクチン接種が進んでいることから「今後数カ月で危機は後退するだろう」と指摘。政府が昨年に数兆ドル規模の支援をしたことを挙げ、家計は「極めて高い」水準の貯蓄や資産を保有することになるとした。

「これまでの金融・財政政策は特に積極的で、それに伴うマクロ経済の成果は予想をはるかに上回っている」とも述べた。

失業率については、現在の6.7%から今後数カ月で4.8%まで低下すると予想。コロナ禍前の3.5%よりは高いものの、第二次世界大戦以降の中央値である5.6%より低いと言及した。

ブラード氏は、現在議会で議論されているバイデン政権による1兆9000億ドル規模の経済対策を予測の要因に含めていないとした。

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