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ドルの伸び鈍化、雇用統計待ち=NY市場

ロイター / 2021年2月4日 7時25分

2月3日、 ニューヨーク外為市場では、ドルの伸びが鈍化。写真は米ドルとユーロの紙幣。2020年5月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)

[ニューヨーク 3日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルの伸びが鈍化。5日に発表される1月の雇用統計に注目が集まっている。

ユーロ/ドルは2カ月ぶり安値となる1.20ドルをやや上回って推移。欧州中央銀行(ECB)前総裁のマリオ・ドラギ氏は3日、イタリアの新政権樹立に向け議会の支持を得る自信があるとし、マッタレッラ大統領による首相候補指名を受け入れる意向を示した。欧州では債券や株式市場が好感する一方、ユーロは反応薄だった。

ドル/円は前日に続き105円近辺で取引された。ドルがショートカバーの恩恵を受ける中、円はドルに対して底堅さが目立つ。ステート・ストリート銀行東京支店長の若林徳広氏は「円の堅調地合いが続いているが、一服感からやや巻き戻しが出てもおかしくない」と語った。

ドルは通貨バスケットに対し0.07%高の91.145。一時91.308と2カ月ぶり高値を付けた。年初来では1.3%高。ブラウン・ブラザーズ・ハリマンは調査リポートで「ドルの戻りは鈍ったものの、まだ収束していない可能性がある」とした。

経済指標では、1月のADP全米雇用報告で民間部門雇用者数が17万4000人増加し、伸びは予想を上回った。1月のISM非製造業総合指数は58.7と、約2年ぶりの高水準を付けた。市場の反応は限定的だった。

1月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が5万人増加すると予想されている。前月は14万人落ち込んだ。

ドル/円 NY終値 105.01/105.04

始値 105.06

高値 105.09

安値 104.98

ユーロ/ドル NY終値 1.2034/1.2035

始値 1.2015

高値 1.2037

安値 1.2003

(表はリフィニティブデータに基づいています)

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