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英総合PMI、10月改定は7月以来の高水準 人手不足でコスト急増

ロイター / 2021年11月3日 19時18分

IHSマークイット/CIPSが3日発表した10月の英国の総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は57.8となり、9月の54.9から上昇し、7月以来の高水準となった。ロンドンの金融街で9月撮影。(2021年 ロイター/Henry Nicholls)

[ロンドン 3日 ロイター] - IHSマークイット/CIPSが3日発表した10月の英国の総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は57.8となり、9月の54.9から上昇し、7月以来の高水準となった。速報値の56.8も上回った。

サービス業PMIは59.1と、9月の55.4から大幅に上昇し、3カ月ぶりの高水準となった。新型コロナウイルスの検査や隔離要件の緩和で外国旅行者の予約が増加した。

サービスPMIは1996年の、製造業を含む総合指数では1998年の指数算出以降、記録的な水準での企業の営業コスト増が示された。タイトな労働市場がコスト上昇の主因という。

IHSマークイットの経済担当ディレクター、ティム・ムーア氏は、「多くの消費サービス企業は、給与や条件の改善に努めているが、従業員がより高い賃金を求めて離職した後が埋められないとしている。人員不足の影響で、作業が滞留して顧客にコストを転嫁する姿勢が強まった」と述べた。

企業の価格引き上げ方針は、1999年の統計開始以降で最高水準となった。

コストの上昇により、サービス企業の事業楽観度は1月以来の低水準に落ち込んだ。「人手不足の長期化や、サプライチェーン危機による事業拡大への制約が懸念として挙げられた」という。

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